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トランプ大統領、金正恩委員長を再び揶揄

2017年9月23日 11:51

 アメリカと北朝鮮の間で激しい非難の応酬が続く中、トランプ大統領は22日、金正恩委員長を再び、「取るに足らないロケットマン」などと揶揄(やゆ)し、一歩も引かない構えをみせた。

 トランプ大統領は22日、アラバマ州で開かれた集会での演説で金正恩委員長を激しく非難した。

 トランプ大統領「狂った男がロケットを撃ちまくるような状況は許されない」「(金委員長)は取るに足らないロケットマンだ。我々が対処するしかない」

 トランプ大統領はまた、金委員長について「彼は頭がおかしいかもしれないが、しっかりと対処していく」と述べた。

 これまで北朝鮮は、トランプ大統領が「北朝鮮の完全な破壊」と表現したことに反発し、22日、金委員長が「超強硬対応措置の断行を慎重に考慮する」との異例の声明を発表している。また、これを受けて北朝鮮の李外相は太平洋上での水爆実験の可能性にも言及しているが、トランプ大統領は演説の中で、北朝鮮が水爆実験を実行すれば「大きな災難に見舞われる」と強く警告した。