メキシコ中部で起きたマグニチュード７．１の地震では、これまでに２３０人が死亡したが、メキシコシティーでは２０日、がれきの下から男性が救出された。

　メキシコの首都メキシコシティー近郊で１９日に起きた地震は、発生から丸１日が経過し、倒壊した建物に取り残された人の救助が続いている。

　ロイター通信によると、メキシコシティーで２０日、６７歳の男性が９階建ての建物の２階でがれきの下に生き埋めになっていたところを救助された。

　一方、学校が倒壊した現場では女の子の生存が確認され、軍などが懸命な救助活動を続けている。地元メディアによるとこの女の子は１２歳で、救助チームから水を与えられているという。

　内務省によると、この地震でこれまでに２３０人の死亡が確認されている。