海の生き物「クラゲ」鳥取砂丘近くで発見?
鳥取砂丘の近くで多数のクラゲが発見された。発見されたのは意外にも“池”だった。
鳥取砂丘のすぐ近くにある多鯰ヶ池。クラゲといえば、一般的には海で見られるものだが、池を観察してみると岸から約20メートル離れたところに、直径2センチほどの小さなクラゲを複数発見できた。白っぽい半透明の体に触手も確認できる。
海にいるはずのクラゲがなぜ池にいるのか。
山陰海岸ジオパーク海と大地の自然館・松岡卓司さん「池にいるクラゲですと、マミズクラゲですね。おそらく、風に飛ばされてその池にやってきたと思うんですけど」
マミズクラゲは淡水に生息するめずらしいクラゲで、数日で姿が確認できなくなることが多く、どうやって繁殖しているのかなど、詳しい生態は分かっていないという。