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TPP 見直し検討項目を約50に絞り込み

2017年9月21日 23:47
TPP 見直し検討項目を約50に絞り込み

 TPP(=環太平洋経済連携協定)の早期発効を目指して、離脱したアメリカ以外の参加11か国が開いている会合で、各国は21日、見直しを検討する項目を50ほどに絞り込んだ。

 会合では、TPPの協定のうちアメリカの主張によって各国が譲歩した貿易のルールなどについて、11か国の首席交渉官らが見直しを行っている。

 この日は各国が懸案事項を出し合って修正したい項目を整理し、バイオ医薬品の開発データや著作権を保護する期間など70以上だった項目数を50ほどに絞り込んだ。

 22日はそれぞれの項目について具体的に話し合う予定で、日本は各国の意見をくみながら、11月の首脳会談での大筋合意を目指して方向性を出したい考え。