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安倍首相、イラン大統領に圧力強化を訴える

2017年9月20日 11:39

 国連総会出席のためアメリカ・ニューヨークを訪問中の安倍首相はイランのロウハニ大統領と会談し、北朝鮮への圧力強化を訴えた。

 会談で安倍首相は、北朝鮮に対する国連安全保障理事会の制裁決議について「完全に履行されて初めて真価を発揮するもので、イランの取り組みに期待している」と述べた。

 ロウハニ大統領は決議については触れず、「核兵器を用いた脅迫に反対していて、北朝鮮にも伝えてきている」と述べた。

 その後、安倍首相は国連のグテーレス事務総長とも会談し「今は一層の圧力によって北朝鮮から対話を求めてくる状況を作り出すことこそ重要だ」と強調した。グテーレス事務総長は「すべての国連加盟国による安保理決議の完全な実施が重要だ」と応じた。