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今から始める「介護活動3か条」

2017年9月20日 22:29
今から始める「介護活動3か条」

 ニュースのポイントをコンパクトにまとめた「深層NEWS ここにフォーカス」。19日の放送は、介護が必要になったときに慌てないようにするための「介護活動3か条」について、淑徳大学教授の結城康博氏に聞いた。

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 (近野キャスター)私たちに介護が必要になる前に準備できること、心構えしておくべきことがないのか、ゲストの結城さんは常々『介活(介護活動)3か条』を提唱しています。その3か条とは「元気なうちから情報収集」「親子でしっかり話し合う」「60歳を過ぎたら無駄遣いをしない」。順に見ていくと、元気なうちから情報収集というのは?

 結城氏「これが一番、3つの中で大事なんですけど、特養も(東京)都内でいえば、場所を選ばなければ空いていたりするんです。そういう情報はなかなか(自分の)区の情報だけ見ていても難しいので」

 結城氏「親子で話し合うというのは、もう介護状態になったら施設に入れるんだとか、ちょっと遠い施設でもいいんじゃないかというふうに、お互い元気なうちから理解しておくことが大事ですよね。親子でコンセンサスを取っておかないと、感情的な問題が出てきちゃうので、元気なうちから理解しておく。そして、60歳過ぎたら年金生活が目前になってきますから、現役世代よりはお金ないので、経済感覚もちゃんと持っておいた方がいいと思います」

 結城氏「昔に比べれば長生きしますから、介護の期間も長くなりますので、そういう経済感覚も大事かと思います」

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※BS日テレ「深層NEWS」9月19日放送分より。