北日本から北陸地方では、寒気を伴った低気圧の影響で大気の状態が非常に不安定になっていて、秋田県では家屋への突風被害が相次いだ。

　秋田県横手市で午後３時過ぎに撮影された映像からは、横殴りの激しい雨が降っていて屋外のパラソルやイスが強風により倒されているのがわかる。

　横手市では民家の屋根が飛ばされるなど、突風による建物被害が少なくても７件起きているという。

　また、北海道でも大気の状態が不安定になっていて岩見沢市ではヒョウが降ったほか、冠水の被害も出ているという。気象庁は、北海道では２１日の昼前まで、東北と北陸では２０日夜遅くにかけて、落雷や竜巻などの激しい突風に注意するよう呼びかけている。