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米ダウ39ドル高 過去最高値6日連続更新

2017年9月20日 8:08

 19日のアメリカ・ニューヨーク株式市場は長期金利の上昇で金融関連株が買われたほか、経営統合が報じられた通信関連株が買われるなど、根強い伸びを見せた。ダウ平均株価は40ドル近く値を上げ、6日連続で過去最高値を更新している。

 19日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価は、前日の終値から39ドル45セント値を上げ2万2370ドル80セントと6日連続で過去最高値を更新して取引を終えた。ハイテク株が中心のナスダック総合指数も6ポイントあまり上げて6461.32で取引を終えている。

 この日もアメリカの長期金利の上昇は続き、「ゴールドマン・サックス」など金融関連株が買われた。また、経営統合の協議が報道された携帯電話大手「Tモバイル」と「スプリント」も買われ、相場を下支えしている。

 一方、この日、国連総会で行われたトランプ大統領の一般討論演説については、言葉は強かったものの、株式市場への影響はほとんどみられなかった。

 市場関係者は「あす(20日)のFOMC(=連邦公開市場委員会)を見据えて様子見ムードも強かったが、依然、景気拡大への期待感は強い」と話している。