イギリスの地下鉄で起きた爆発テロ事件で、警察は２１歳の男を新たに拘束した。事件に関わったとして拘束されたのは２人目。

　ロンドン警視庁は１７日、２１歳の男を、新たにロンドン西部で拘束したと発表した。事件での役割や、すでに拘束された１８歳の男との関係は分かっていない。

　一方、地元メディアによると、捜査当局は、拘束された１８歳の男が住んでいたとみられる住宅を家宅捜索した。この住宅に住む高齢夫婦は、里親となって、これまで難民も含む数百人の子供を受け入れてきたという。

　また、イギリス政府は先ほど、事件後に最高クラスとしていたテロの警戒レベルを１段階引き下げると発表したが、警戒は続いている。

　捜査当局は、拘束した２人の取り調べを通じ、全容解明を急いでいる。