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台風18号が近づく…兵庫・姫路市の様子

2017年9月17日 16:44
台風18号が近づく…兵庫・姫路市の様子

 台風18号は17日夕方に四国へ再上陸し、暴風域を伴ったまま西日本を縦断する見込みで、気象庁は、香川県高松や大阪など瀬戸内海沿岸を中心に、高潮被害にも警戒するよう呼びかけている。兵庫県姫路市の姫路城前から読売テレビの福島達朗記者が伝える。

 兵庫県南西部の姫路城前は17日午後4時現在、雨はまだ降っていないが、時折、強い風が吹き、木々が大きく揺れている。3連休の中日で、普段ならにぎわう姫路城前も人がまばらな状態。

 台風18号の影響で、姫路城周辺の飲食店や土産物店では、商品が風で飛ばされないようカバーをかけたり、臨時休業にしたりと、対応に追われていた。

 この台風の影響でJR西日本は、大阪や京都と和歌山を結ぶ「特急くろしお」について、午前11時ごろから上下線合わせて24本を運休することを決めた。

 在来線では大阪環状線やJR神戸線、京都線などが、午後4時半ごろから本数をおおむね半分ほどに減らして運行される予定。

 東海道・山陽新幹線は今のところ通常通りだが、JR西日本は今後の情報に注意してほしいと呼びかけている。

 台風18号は午後9時ごろに姫路市付近を通過する見込み。姫路港の満潮時刻は午後10時31分で、姫路市には大雨・洪水とともに高潮警報が発表されていて、厳重な警戒が必要。