１８日の敬老の日を前に厚生労働省は、１００歳以上の人が全国で６万７０００人を超え過去最多になったと発表した。

　厚生労働省によると、全国の１００歳以上の高齢者は４７年連続で増え続け、今年は６万７８２４人と過去最多となった。このうち約８８％が女性だった。国内最高齢の男性は、北海道に住む野中正造さん、１９０５年生まれの１１２歳で、女性は、鹿児島県に住む田島ナビさん、１９００年生まれの１１７歳。

　また、今年度中に１００歳を迎える人も３万２０９７人と、過去最多を更新している。１００歳を迎える人には、お祝い状と銀メッキ製の杯が贈られる。

　厚生労働省は、１００歳以上の高齢者が増えている背景として、高度な医療で様々な病気の治療が可能になったことなどを挙げている。