北朝鮮が１５日午前７時前、弾道ミサイル１発を発射した。ミサイルは北海道上空を通過し、太平洋上に落下したもよう。ミサイルが通過した北海道の釧路市から中継。

　北海道の釧路港では、日常と大きな変化はみられない。前回の発射からわずか２週間。北海道内には不安が広がっている。弾道ミサイルは午前６時５７分頃、北朝鮮から１発が発射され、北海道渡島半島と襟裳岬の上空を通過した後、午前７時１６分頃、襟裳岬の東約２２００キロの太平洋上に落下したとみられる。

　北海道では被害の情報収集に追われたが、午前８時前に被害がないことが確認された。また、先月２９日、弾道ミサイルが発射された際、Ｊアラートが作動しなかった市や町は今回すべて作動したという。

　釧路市の隣町・釧路町では学校の始業時間を１時間遅らせるなどの対応を取ったが今のところ大きな影響などはない。