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拉致被害者家族 北の“テロ支援国家”要請

2017年9月14日 14:37

 北朝鮮の核・ミサイル開発をめぐって緊張が高まる中、アメリカを訪れている拉致被害者の家族が、日米による圧力強化を訴えるとともに北朝鮮をテロ支援国家に再指定するよう求めた。

 北朝鮮に拉致された横田めぐみさんの弟の横田拓也さんらは13日、ワシントンで開かれた拉致問題に関するシンポジウムに参加し、問題解決には日米が連携し、圧力を強めていくことが重要だと訴えた。

 横田拓也さん「(北朝鮮に)圧力をもって臨むことこそ解決につながると考えています」

 その上で、横田さんはアメリカが2008年、北朝鮮のテロ支援国家の指定を解除したことが、「核開発のための時間稼ぎを許してしまった」と指摘。北朝鮮をめぐる問題を解決するためにはテロ支援国家に再び指定することが必要だとの考えを強調し、アメリカに協力を求めた。