ＩＯＣ（＝国際オリンピック委員会）は１３日、南米・ペルーで総会を開き、２０２４年大会をフランス・パリで、２８年大会をアメリカ・ロサンゼルスで開催することを正式に決めた。

　ＩＯＣの総会は１３日、ペルーの首都・リマで開かれた。東京大会に続く２０２４年の開催地をめぐっては、立候補した都市が巨額の開催費用を理由に立候補を取り下げる事態が相次ぎ、ＩＯＣは最後まで残ったパリとロサンゼルスを２４年大会と２８年大会に振り分け、一括して決める異例の決定をしていた。

　１３日の総会でＩＯＣのこの決定が承認され、２４年大会をパリで、２８年大会をロサンゼルスで開催することが正式に決まった。オリンピックの開催はパリは１００年ぶり、ロサンゼルスは４４年ぶりでいずれも３回目の開催。