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“離党ドミノ”前原氏「人の気持ち難しい」

2017年9月13日 18:35
“離党ドミノ”前原氏「人の気持ち難しい」

 離党者が相次ぐ民進党の離党ドミノに歯止めがかからない。13日、あらたに鈴木義弘議員が離党届を提出した。離党会見に同席したのはすでに民進党を離党した細野元環境相。細野氏は、今後、離党する議員とも連携する考えだ。

■13日、民進党の鈴木義弘議員が離党届を提出した。7月の東京都議会選挙以降、離党届の提出者は、これで6人目だ。

■届けを受けとった民進党・大島幹事長は「比例選出議員なので、鈴木義弘衆議院議員には辞職した方がよろしいかというお話をさせていただいたんですけども」と話す。

■午後、会見を開き、離党理由などについて説明した鈴木氏。そこへ現れたのは、既に離党していた細野元環境相。細野氏は「政権を担える政党を作るために一緒に協力していければいいなと」会見の場で直接、鈴木氏に連携を呼びかけた。

■11日にも、小池都知事らと会談し新党結成を目指す事を確認した細野氏。鈴木議員のほか、現在離党を検討している笠浩史議員や後藤祐一議員などとも連携していきたい考えだ。

■12日に行われた民進党議員のパーティーで前原氏は「人の気持ちって、なかなか難しいですよね」と苦しい胸の内をこぼした。

■そんな前原氏は、10日「平成の黄門さま」と呼ばれた渡部恒三元衆議院副議長の自宅を訪ねた。そこで渡部氏から渡されたのは、福島県会津地方の民芸品「起き上がり小法師」。離党ドミノを食い止め、民進党を立て直すことはできるのだろうか。