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自衛隊機墜落で4人死亡 原因は操作ミス

2017年9月13日 18:01
自衛隊機墜落で4人死亡 原因は操作ミス

 防衛省は、今年5月に北海道で自衛隊機が墜落し4人が死亡した事故について、操縦士の操作ミスが原因だとする調査結果を公表した。

 この事故は今年5月、陸上自衛隊のLR2連絡偵察機が北海道北斗市の山中に墜落し、搭乗していた4人の隊員が死亡したもの。

 調査結果によると、操縦士が誤って自動操縦機能を解除したうえ、それを知らせる警報や表示に気付かず、手動操縦に切り替わったことを認識していなかった。

 さらに、悪天候で視界が悪い中、機体が山に接近していることを知らせる警報にも気付かず、墜落を手動で回避しなかったという。機体に故障などはなかったとしている。

 防衛省は、操縦士の訓練などを徹底し再発防止に取り組むとしている。