乳幼児に肺炎を引き起こす「ＲＳウイルス」の患者数が過去最多となっている。

　「ＲＳウイルス」は、乳幼児が多くかかる呼吸器の感染症で、発熱などの症状があり、肺炎を引き起こす恐れがある。国立感染症研究所によると患者が急増していて、今月３日までの１週間の患者数は１万１８９人で、調査開始以来、最多となった。

　「ＲＳウイルス」はせきなどで飛沫（ひまつ）感染するため厚生労働省は、手洗いの徹底やマスクの着用を呼びかけている。