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猪木議員「労働党幹部は発射実験続けると」

2017年9月11日 15:54

 北朝鮮を訪れていたアントニオ猪木参院議員が経由地の中国で取材に応じ、会談した朝鮮労働党幹部が、目標を達成するまで核開発や弾道ミサイルの発射実験を続ける考えを示したことを明らかにした。

 猪木議員は今月7日から北朝鮮を訪れ、外交を統括する朝鮮労働党の李洙ヨン(「土」へんに「庸」)副委員長と会談した。11日、北京に戻った猪木議員は李副委員長との会談で核実験や弾道ミサイル発射実験について意見を交わしたとした上で次のように話した。

 猪木議員「(李副委員長は)『前々から言っているように、開発は続けます』と。どこまでやるんですか?と。『いろいろな情勢がありますので、我々は最後の目標までは頑張ります』と」

 また猪木議員は「出発前に複数の日本政府の要人とも会い、北朝鮮側にメッセージを口頭で伝えた」と明らかにした。