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メキシコ大地震 被災者は先の見えない生活

2017年9月11日 5:25

 300人以上が死傷したメキシコ南部の大地震で、現地では支援活動が本格化する一方、被災者は先行き不透明な生活を余儀なくされている。

 被害が最も大きかった南部オアハカ州では、避難所に指定された体育館も大きな被害を受けていた。日中は片付け作業を行うため、被災者は夜間しか避難所を利用できず、多くの人々が体育館の外にマットレスを敷くなどして避難生活を送っていた。

 被災者「地震の日以来ずっと屋外で生活していて、あまり眠れません」

 地元メディアなどによると、この地震でこれまでに90人が死亡、250人がケガをしている。

 現地では、水や食料の配布のほか、被災者の健康相談などの支援活動も本格化しているが、多くの人が家や財産を失い、先行きの見えない生活を余儀なくされている。