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太陽フレア再び観測 影響は比較的小さいか

2017年9月11日 21:43
太陽フレア再び観測 影響は比較的小さいか

 太陽の表面で起きる大規模な爆発現象「太陽フレア」が再び観測された。12日未明から午後にかけて、爆発に伴うガスが地球に到達する可能性があるが、影響は比較的小さいとみられている。

 11日午前0時35分頃、アメリカの人工衛星が捉えた太陽フレアの画像では、太陽の黒点付近で大規模な爆発が起きているのが確認できる。今月6日にも同じ黒点付近で通常の1000倍規模の大きな爆発が観測され、爆発に伴って放出されたコロナガスが8日朝、地球に到達したが、懸念された通信障害などは確認されなかった。

 情報通信研究機構によると、今回の爆発によるコロナガスは12日未明から午後にかけて、地球に到達する可能性があるという。しかし、前回に比べやや小規模で、黒点の位置が太陽の端の方に移動しているため、ガスの直撃が弱まるとみられ、通信障害などが出る恐れは低いという。