暴走車両によるテロを想定し訓練 練馬区
世界各地で車両を使ったテロが多発していることを受け、東京・練馬区で11日、暴走した車によるテロを想定した訓練が行われた。
訓練は、テロリストが運転する乗用車が歩行者を巻き込みながら暴走しているという想定で行われた。テロリストはその場で車内に立てこもり、駆けつけた警察官が運転席の窓ガラスを割る。その際、テロリストは車内に隠し持っていた日本刀を振り回しながら抵抗するが、取り押さえられた。その後、消防隊員らが到着し、警察官と協力しながら、負傷者の救急搬送を行った。
石神井警察署は、東京オリンピック・パラリンピックを控え、消防署など関係各所との連携を強めていきたいと話している。