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小田急線「炎吹いてガラス割れた」緊迫映像

2017年9月11日 1:22
小田急線「炎吹いてガラス割れた」緊迫映像

 10日夕方、東京・渋谷区で火事があり、すぐ横を通る小田急線の車両の屋根が燃え、小田急線の一部区間が5時間以上運休した。

 10日午後4時すぎに渋谷区の小田急線・参宮橋駅近くで撮影された映像からは、線路脇のボクシングジムで起きた火事の火が車両の屋根に燃え移り、激しい炎と煙が上がる様子がわかる。

 映像には、消防隊員が運転士に避難を呼びかけている様子も記録されていた。

 消防隊員「運転士ドア開けろ」「電車に燃え移った。早く避難しなさい」

 電車は本厚木発-新宿行きの各駅停車で、約300人の乗客は次々と降りて、線路を歩くなどし、ケガ人はいなかった。

 目撃者「炎が吹いて爆発音がして、(電車の)ガラスが割れました」
 目撃者「(ボクシングジムが)火事になって、小田急が通って火が移って、火が燃えたまま走っていた。現実じゃないのかなと」

 小田急線は、新宿駅と経堂駅の間で運転を見合わせ、約5時間後の午後9時半すぎに運転を再開したが、約7万1000人に影響が出た。