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メキシコ地震発生から3日目 被災地はいま

2017年9月10日 6:49

 メキシコ南部で起きたマグニチュード8.2の巨大地震は発生から3日目となった。これまでに61人が死亡しているが、最も被害が大きい南部オアハカ州に、NNNのカメラが入った。

 NNNの取材班は9日、今回の地震で最も被害が大きい南部オアハカ州の街フチタンに入った。街はいたるところで建物が倒壊し、がれきが路上に散乱していた。また、中心部にあった2階建ての市役所は、建物に亀裂が入って大きく崩れていた。

 フチタンでは、建物の下敷きになるなどして36人が死亡。AP通信によると、住宅の3分の1が倒壊したか人が住めない状況だという。

 今回の巨大地震では、他の地域も含めて、これまでに61人が死亡している。現在も倒壊した建物で救助活動が続いているが、余震も頻発していて、2次災害の懸念も出ている。