鬼怒川堤防決壊から2年 石碑の除幕式
茨城県の鬼怒川の堤防が決壊した水害から2年となる10日、大規模な浸水被害が出た常総市では、水害の教訓を忘れないように石碑が設置され除幕式が行われた。
10日午前、犠牲者に黙とうがささげられ、鬼怒川が決壊した常総市の上三坂地区には水害の教訓を忘れないよう、石碑が設置され、除幕式が行われた。
2年前の水害では、堤防が200メートルにわたり決壊、市の約3分の1が浸水し、2人が死亡、5000棟以上が全半壊した。
今も自治体から提供された住宅で避難生活を余儀なくされている人がいて、市は全員の帰還を目指している。