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メキシコ大統領「この百年で最大の地震」

2017年9月9日 12:24

 7日、メキシコ南部の沖合で起きたマグニチュード8.2の巨大地震では、これまでに60人以上が死亡、約250人がケガをした。現地では余震も起きていて、多くの住民が避難を余儀なくされている。

 今回のマグニチュード8.2の巨大地震について、ペニャニエト大統領は「メキシコではこの100年で最も大きな地震だ」と表現している。

 メキシコ政府などによると、特に被害の大きいオアハカ州などでこれまでに61人が死亡、約250人がケガをしたという。

 震源近くのホテル従業員「すべての物が揺れて、上から落ちてくるかと思った」「10時間ほど電気も電話もつながらず、水はいまも出ない」

 AP通信などによると、建物400棟以上が倒壊したほか、1700棟以上に被害が出たということで、当局が救助を急いでいる。ただ、現地ではこれまでに260回の余震が発生しており、さらに建物が倒壊する恐れから、多くの住民が避難を余儀なくされている。