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トランプ氏長男、改めて露政府との共謀否定

2017年9月8日 13:02

 アメリカでの一連のロシア疑惑をめぐって、トランプ大統領の長男が7日、議会の聞き取りに応じ、改めてロシア政府との共謀を否定した。

 トランプ大統領の長男のドナルド・トランプ・ジュニア氏は去年の大統領選挙中、対立候補だったクリントン氏に不利な情報を提供すると持ちかけてきたロシア人弁護士と面会したことがわかっている。

 有力紙・ニューヨークタイムズによると、長男は非公開で行われた議会の聞き取りで、面会の目的について、クリントン氏の「大統領候補としての適性」を見極める必要があったためと認める一方、改めてロシア政府との共謀は否定したという。

 また、当初、長男が出した声明では別の面会理由が書かれていたため、トランプ大統領が指示し、隠ぺいしようとしたとの疑いも出ている。これについて長男は、何も知らないトランプ大統領を巻き込みたくなかったため話していないと主張した。