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太陽で大規模爆発 あすから通信など影響も

2017年9月7日 19:15
太陽で大規模爆発 あすから通信など影響も

 太陽の表面で大規模な爆発現象が起きたことに伴い、8日午後から人工衛星や通信などに影響が出る恐れがある。

 情報通信研究機構によると6日、太陽の黒点付近で、大規模な爆発現象である「太陽フレア」が2回観測された。爆発の規模は通常の1000倍以上で、この規模の爆発が観測されたのは2006年12月以来、11年ぶりだという。

 この爆発に伴って発生したコロナガスが8日午後3時から9日午前0時頃にかけて地球に到達すると予測され、その影響で地球の磁場が乱れる可能性があるという。人工衛星が故障したり、GPSの測定誤差が大きくなったり、といった影響が懸念されている。爆発による地球への影響は1週間ほど続く可能性があるという。