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JAL機 左エンジンの低圧タービンに損傷

2017年9月6日 13:56
JAL機 左エンジンの低圧タービンに損傷

 5日に日本航空機のエンジンから出火し、羽田空港に緊急着陸したトラブルで、エンジン内部の低圧タービンに損傷が見つかったことが分かった。

 このトラブルは5日、羽田発ニューヨーク行きの日本航空機が離陸直後に左エンジンから出火し、羽田空港に引き返して緊急着陸したもの。

 日本航空は、エンジン内部の状況を内視鏡を使うなどして調べていたが、エンジン後方にある低圧タービンに複数の傷や穴が見つかったという。損傷した部分から部品が飛び散ったとみられ、エンジンについた羽や飛行機の翼にも傷が確認されたという。

 直前の飛行時に問題はなく、損傷が離陸前の点検では確認しないエンジンの内部で見つかったことから、日本航空は今後、エンジンを分解してさらに詳しく調べることにしている。