５日午前、羽田空港を出発した日本航空の国際線のエンジンから出火し、羽田空港に引き返していたが、午後０時９分頃、無事に緊急着陸した。

　国土交通省などによると５日午前１１時に羽田空港を出発した米・ニューヨーク行きの日本航空便が、エンジンから出火しているのを空港事務所が確認した。左エンジンに鳥を巻きこんだ可能性があるということで、管制に緊急事態を宣言。羽田空港に引き返した。

　トラブルのあった機体が離陸したＣ滑走路は芝生から火が出たため消防車が出動し、消火作業にあたった。消火活動は終了したが、点検のため正午すぎ現在もＣ滑走路は閉鎖されている。

　この航空機には乗客・乗員２４８人が乗っていて、午後０時９分頃、羽田空港に無事、緊急着陸した。いまのところけが人などの情報はないという。