ミュージカル「しゃばけ」終演後はすっきり
ミュージカル「しゃばけ 弐〜空のビードロ・畳紙〜」が2日、東京・新宿の紀伊国屋ホールで初日を迎えた。
江戸時代の商家を舞台に、人間たちと妖(あやかし)の交流を描いた作品で、今年1月の1作目に続く第2弾。
商家の奉公人・松之助を演じる俳優の平野良(33)は、今回が初参加。
「時代は違えど、人は悩み、苦悩、押し込められている感情を抱いていることが分かる。見終わったときに、すっきりできる舞台になっています」とアピールした。
妖の“屏風のぞき”を演じる藤原祐規(36)は「人は誰かに支えてもらっていることを、気づけるか気づけないかの物語。何かを持って帰ってもらえれば」と、観客が何かを感じ取ってくれることを願った。
同所で10日まで。