×

焼き肉店で食事の4人 O157で食中毒に

2017年9月2日 12:16
焼き肉店で食事の4人 O157で食中毒に

 長野県佐久市の焼き肉店で先月、食事をした4人が腸管出血性大腸菌O157による食中毒にかかっていたことがわかった。生の肉と焼いた後の肉を扱うトングを使い分けていなかったという。保健所は同店に3日までの営業停止を命じている。

 食中毒があったのは佐久市にある飲食店「焼肉幸」。佐久保健所によると、先月19日から21日に同店で食事をした4グループ16人のうち、佐久市や南佐久郡、それに神奈川県の10代から60代までの男女4人が下痢や腹痛などの症状を訴えた。4人の便を調べたところO157が検出されたという。全員、快方に向かっている。

 O157による食中毒は長野県内では今年初めて。保健所は3日まで同店の営業停止を命じている。