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高速道路を規制した訓練、都内で初めて開催

2017年9月1日 20:04
高速道路を規制した訓練、都内で初めて開催

 「防災の日」の1日、警視庁は首都直下地震を想定し、都内で初めて高速道路を規制した訓練を行った。

 訓練は、都内で震度7の首都直下地震が発生したとの想定で、都心と山梨方面をつなぐ中央自動車道の一部の区間を約11キロにわたり30分間、通行止めにして行われた。

 訓練では、地震発生時に緊急車両の通行を優先させるため、一般車両が高速道路に入らないよう誘導した。また、動けなくなり道をふさいだ車をレッカー車で移動させ、緊急車両が通過する訓練も行われた。

 都内で高速道路を規制してこうした訓練が行われるのは初めてで、警視庁は、規制による渋滞の状況や誘導の方法などを検証し、災害時に役立てたいとしている。