１日の東京株式市場で、日経平均株価は３日連続で値を上げた。終値は前日比４５円２３銭高の１万９６９１円４７銭。

　円相場が１ドル＝１１０円台で推移するなど、北朝鮮のミサイル発射で急速に進んだ円高への警戒感が和らいだ。これを受け、輸出関連株などに買い注文が入った。前日の欧米市場が軒並み上昇したこともプラスの要因となった。

　ただ、株価は先月３０日から１日午前までに３００円以上値を上げていたため、午後に入ると利益を確定する目的の売り注文も入り、マイナスに転じる場面もあった。

　東証１部の売買代金は概算で１兆９０２８億円、売買高は概算で１６億３０４４万株。