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韓国国防省“北ミサイル”分析を修正

2017年8月31日 13:03

 北朝鮮が強く反発しているアメリカ軍と韓国軍の合同演習は31日、終了する。北朝鮮は期間中に2度、弾道ミサイルを発射していて、終了後も挑発への警戒が続く。

 北朝鮮からの攻撃を想定した米韓合同の軍事演習は、今月21日に始まり、31日に終了する。韓国国防省は31日午前、北朝鮮が26日に行った3発の発射について、当初の多連装ロケット砲とする推定から、短距離弾道ミサイルに分析を修正した。

 また北朝鮮は29日、中距離弾道ミサイル「火星12型」を発射していて、今回の演習期間中に2度、弾道ミサイルの発射を強行したことになる。

 金正恩委員長は「火星12型」の発射を「対抗措置の序幕」とした上で、「アメリカの言動を続けて注視し、今後の行動を決める」とけん制した。

 北朝鮮は来月9日に建国記念日を控えていて、去年は、この日に核実験を強行していることなどから、軍事的挑発への警戒が続く。