船乗りを養成する練習船で、学生の自殺や失踪が相次いでいることが分かった。

　船乗りを養成する海技大学校の男子学生３人が、練習船「青雲丸」で実習中の７月中旬以降、相次いで自殺や自殺未遂、失踪をしていることが分かった。

　自殺した２０歳の学生は実習を続けるか悩んでおり、海に飛び込んで自殺を図った１９歳の学生も、「船員の仕事に不安になった」と話したという。

　運営する海技教育機構では、第三者委員会を立ち上げ、原因を調べるとしている。