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九州周辺空域で日米共同訓練 F35初参加

2017年8月31日 21:16
九州周辺空域で日米共同訓練 F35初参加

 北朝鮮が日本上空を通過する弾道ミサイルを発射したことを受けて、日米両政府は31日、航空自衛隊の戦闘機とアメリカ軍の爆撃機などによる共同訓練を行った。

 防衛省によると、宮崎県の新田原基地に所属するF15戦闘機2機が、アメリカ軍グアム基地に所属するB1戦略爆撃機2機と岩国基地に所属する海兵隊のF35戦闘機4機と、朝鮮半島にも近い九州周辺の空域で編隊を組んで飛ぶ訓練を行った。

 レーダーから探知されにくいステルス性能を持つ最新鋭のF35戦闘機がこうした訓練に参加するのは初めてのこと。

 アメリカ軍の攻撃力と日米の緊密な連携をアピールすることで、弾道ミサイルの発射など挑発行為を繰り返す北朝鮮を強くけん制する狙い。