日米外相、防衛相が電話会談 連携アピール
北朝鮮が日本上空を通過する弾道ミサイルを発射したことを受けて安倍首相は30日夜、アメリカのトランプ大統領と異例の2日連続となる電話首脳会談を行った。また、一夜明けて日米の外相、防衛相も相次いで電話で会談し、連携をアピールしている。
安倍首相「(トランプ大統領と)現在の北朝鮮情勢の認識について、あるいはまた今後の対応については、お話しすることはできませんが、完全に一致をしたところであります」
このように安倍首相は、今後の北朝鮮への対応について「完全に一致した」としつつも、具体的な内容については「話すことはできない」と述べた。さらに、「今後も北朝鮮が政策を変えるようアメリカや国際社会と連携して圧力を高めていく」と強調した。
また、31日朝になって小野寺防衛相がマティス国防長官と、河野外相がティラーソン国務長官とそれぞれ電話で会談した。防衛省幹部はこのような日米の緊密な連携が北朝鮮の挑発行為に対する「抑止力になる」と強調している。