安倍首相は３０日夜、アメリカ・トランプ大統領と異例の２日連続となる電話会談を行った。両首脳は「北朝鮮に対する今後の対応について完全に一致した」という。

　安倍首相「現在の北朝鮮情勢の認識について、あるいはまた今後の対応については、お話しすることはできませんが、完全に一致をしたところであります」

　会談後、安倍首相は、「今後も北朝鮮が政策を変えるようアメリカや国際社会と連携して圧力を高めていく」と強調した。

　異例の２日連続の電話首脳会談を行ったことについて官邸関係者は、「緊急性があるわけではないが、トランプ大統領は北朝鮮への対応について安倍首相にいろいろ相談したいのだろう」と話している。

　挑発行為を続ける北朝鮮に対するさまざまな対応策について突っ込んだ意見交換をしたものとみられる。