北朝鮮問題 日米韓3か国連携し圧力強化へ
北朝鮮の国営メディアは30日朝、29日の発射が中距離弾道ミサイル「火星12型」の発射訓練だったとした上で、金正恩委員長が「今後も太平洋を目標に発射訓練を多く行う」と述べたと伝えた。
一方、アメリカは「全ての選択肢はテーブルの上にある」として、軍事的オプションを排除しない姿勢を示している。
トランプ大統領「(Q北朝鮮に対してどう対応する?)様子を見てみよう」
トランプ大統領は、ハリケーンの被災地を視察に訪れる前、ミサイル発射を強く非難した上で、「全ての選択肢はテーブルの上にある」と軍事的オプションを排除しない姿勢を示している。今後も、発射を続ける姿勢を示す北朝鮮の出方を見つつ、どのような対応をとるのか検討していくものとみられる。
また、国防総省は初期の分析結果として、発射されたのは中距離弾道ミサイル1発だったと公表した。
一方、ティラーソン国務長官は日韓外相と電話会談を行った。北朝鮮問題へのアメリカの関与を確認するとともに、今後も3か国が連携して北朝鮮に圧力を強化していくことで一致したという。