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北ミサイルで“冷や水”トランプ氏どう出る

2017年8月29日 11:51

 北朝鮮は29日午前6時前、平壌近郊から東の方向へ弾道ミサイル1発を発射した。ミサイルは北海道の上空を通過して太平洋に落下したという。アメリカ・ワシントンから中継で伝える。

 日米首脳会談が行われたが、内容についてホワイトハウスから情報は出ていない。また、日米外交筋によると河野外相とティラーソン国務長官もすでに電話会談を行ったとみられ、日本などが要請している国連安保理の緊急会合についても協議したものとみられる。

 一方、国防総省は声明を出したがミサイルの種類は明らかにしていない。トランプ大統領は3週間余りミサイルの発射など北朝鮮が挑発行為を自制していた期間、「何か前向きなことが起きるかもしれない」などと対話に前向きな姿勢を示していた。

 しかし、今回の発射で冷や水を浴びせられた形で、今後も外交と軍事力という両面で北朝鮮に圧力をかけていくのか難しい対応を迫られることになる。