自民党議員ら“支持率回復”で勉強会
内閣支持率が下落する中、自民党の平沢勝栄議員ら約20人が25日、支持率回復の方策を議論する勉強会を立ち上げた。出席した議員からは、執行部への批判が出ている。
竹本直一議員「どうすれば次の選挙でしっかりと勝利を我々もおさめることができるかということを真剣に考えたいなと」
25日の勉強会には平沢議員のほか後藤田正純議員など、約20人が出席した。出席議員らは官邸主導でものごとが決まっていく現在の状況について、「与党だからといって白紙の委任状を出すわけにはいかない」などとして、アベノミクスなど経済政策や党役員人事のあり方などに疑念を呈した。勉強会開催を呼びかけた議員は「聖域なく、自由闊達(かったつ)に議論していただきたい」としている。
ただ今後、安倍首相の政権運営を批判する声が高まる可能性もあり、党執行部は「反安倍の勉強会になるのではないか」と警戒感を強めている。