英ビッグベンの鐘が4年間停止 批判も…
イギリス・ロンドンの議会議事堂にある時計台の鐘「ビッグベン」が補修工事にともない、21日の正午を最後に停止された。今後4年間、鐘の音は聞こえなくなる。
約160年前に完成した「ビッグベン」のある時計台は老朽化が激しく、今年初めから大規模な補修工事が始まっている。鐘は15分おきに鳴っていたが、その音が文字盤の修理などを行う作業員の安全を妨げるとして、21日の正午を最後に今後4年間、止まることになった。
これまでも補修工事で鐘が止まることはあったが、4年間という長期間は初めてで、メイ首相も「適切ではない」と批判するなど波紋が広がっている。