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民進代表選“消費増税”めぐり主張に違いも

2017年8月22日 0:30
民進代表選“消費増税”めぐり主張に違いも

 民進党代表選挙に立候補した前原元外相と枝野元官房長官が21日夜、BS日テレ「深層NEWS」に出演し、消費増税をめぐる議論で主張の違いが浮き彫りになった。

 再来年10月の消費増税について、枝野氏が「上げられる状況ではない」と否定したのに対して、前原氏は真っ向から反論した。

 前原氏「現下の経済状況において(消費税率を)上げなかったら、おそらく未来永劫(えいごう)、上げることはできないだろうと思う」

 一方、共産党との連携について、枝野氏は「議席獲得のためにできることは最大限やる」としつつも、連立政権を組む考えはないことを明らかにした。

 枝野氏「(共産党と)政権を共にするということは考えられない。まずこれは大前提ですね」

 これに対し前原氏は、選挙協力などをめぐる共産党などとの合意について、「全く党内で議論されていない」として見直す考えを強調した。