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豪雨被害の朝倉市 小中学校で新学期迎える

2017年8月21日 12:16
豪雨被害の朝倉市 小中学校で新学期迎える

 九州北部豪雨で大きな被害を受けた福岡県朝倉市の小中学校が21日、一足早く新学期を迎えた。

 今回の豪雨で夏休みが早く始まった朝倉市の19の小中学校では、予定より10日早く2学期が始まった。

 このうち、豪雨の被害で校舎が使えなくなった杷木地区の松末小学校と志波小学校の児童53人は、同じ杷木地区の久喜宮小学校で新学期を迎え、始業式後、3つの小学校の児童が顔を合わせた。

 久喜宮小の児童代表「一人ひとりが生きることに取り組んできた。ともに支え合いながら、楽しくすばらしい学校生活にしていきましょう」

 松末小と志波小の児童は今年度、久喜宮小の校庭に建てられた仮設校舎で過ごす。3つの小学校は来年度、別の杷木小学校に統合されることになっている。