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北島康介さん、東京五輪は「一丸となって」

2017年8月18日 15:34
北島康介さん、東京五輪は「一丸となって」

 「JOCオリンピック支援自販機メダリストメモリアル機」の記者発表会が18日、都内で行われ、元水泳選手の北島康介さん(34)、女子レスリングの吉田沙保里選手(34)と登坂絵莉選手(23)が出席した。

 メダリストメモリアル機はゴールド・シルバー・ブロンズ色にペイントした清涼飲料水の自動販売機で、五輪メダリストとゆかりのある地域の郵便局に設置。売り上げの一部はJOCに寄付され、夏季五輪の選手強化などに役立てられる。
 コカ・コーラ社のチーフ・オリンピック担当・オフィサーをつとめる北島さんは、2020年の東京五輪について「選手にとっては忘れられない、大きな大きな大会になってくると思いますし、世界中のみなさんが東京に集まって注目する大会」と話し、「もっともっと世界中の人たちが2020年に『良かったな』と思ってもらえるような大会にしていきたい。オールジャパンで一丸となって」と呼びかけた。

 現在は選手兼コーチとして活動する吉田選手は東京五輪へ選手としての出場を目指すだけでなく、「コーチの立場としても(選手に)金メダルを獲らせるような指導者になっていけたらいいなと思っています」と、きりり。
 一方、前回のリオ五輪で女子レスリング48キロ級で金メダルを獲得している登坂選手は、「連覇することが一番の目標」と力強く宣言した。

 会見後の取材で北島さんは、吉田選手と年に数回は食事に行く仲であることを明かした。
 ただ、登坂選手とはまだ食事に行ったことはないことから、3人での食事会を報道陣から促されると「もちろん」と快諾。その際は、「ご馳走しますよ。もちろん。当たり前じゃないですか」と笑顔で誓った。