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安倍内閣の閣僚 靖国神社へ誰も参拝せず

2017年8月15日 21:24
安倍内閣の閣僚 靖国神社へ誰も参拝せず

 終戦の日の15日、安倍首相は今年も靖国神社への参拝を見送った。

 安倍首相自身は参拝を見送ったが、自民党の柴山総裁特別補佐が代理として参拝し「自民党総裁 安倍晋三」と記帳したうえで私費で玉串料を納めたことを明らかにした。

 柴山氏「安倍自由民主党総裁の指示を受けて、先の大戦で尊い犠牲を遂げられた先人の御霊(みたま)に謹んで哀悼の誠をささげるとともに、恒久平和への思いを新たにいたしました」

 靖国神社への参拝だが安倍首相は2013年12月以降、見送っている。

 また、安倍内閣の閣僚も誰も参拝しなかった。終戦の日に閣僚が参拝しないのは第2次安倍政権が2012年に発足して以来、初めて。これまで閣僚在任中に4回、終戦の日に参拝していた野田総務相も内閣支持率の低下などを理由に参拝を見送った。

 一方、自民党の小泉進次郎筆頭副幹事長や超党派の「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」のメンバーが参拝している。