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仏・マクロン氏“北を対話に引き込まねば”

2017年8月13日 18:19

 アメリカのトランプ大統領は12日、フランスのマクロン大統領と電話で会談し、北朝鮮に核・ミサイル開発をやめさせるため協力して取り組むことを互いに確認した。

 ホワイトハウスは12日、トランプ大統領とフランスのマクロン大統領が北朝鮮問題について電話で会談したと発表した。両首脳は、北朝鮮が軍事的挑発を続けるのに伴い深刻さが増す朝鮮半島情勢について、立ち向かう必要性を話し合ったという。

 トランプ大統領は、北朝鮮の核の脅威を止めるためのアメリカの取り組みについて繰り返し述べ、同盟国とともに外交と経済、また軍事的措置のすべての手段を使う用意ができていると表明した。また両国は互いに国連安保理決議を履行し、朝鮮半島の非核化を達成するために取り組むことを確認したという。

 一方、マクロン大統領も声明を発表し、北朝鮮のミサイルと核による脅威の悪化は国際平和と安全保障を損なうものだと批判した。その上で、北朝鮮を対話に引き込まなくてはならないとして、「すべての国々に対し、緊張の激化を防ぐよう呼びかける」と米朝双方に自制を求めた。