核・ミサイル問題をめぐり互いにけん制を強めるアメリカと北朝鮮。トランプ大統領は再度、強い言葉で北朝鮮に警告した。

　トランプ大統領「彼（金正恩委員長）がグアムやアメリカ領土、同盟国に何かすれば、彼は心から、すぐに後悔するだろう」

　トランプ大統領は連日、北朝鮮に警告を発しているが、１１日も「私の発言の重大さを理解することを願う」と述べ、強くけん制した。

　一方で、ＡＰ通信は１１日、両国が水面下で接触を続けていると報じた。ここ数か月、両国の外交当局者が、北朝鮮に拘束されているアメリカ人の解放について協議しているという。対話の窓口が残されていることを示すもので、トランプ政権は軍事力行使をちらつかせながらかけひきを続けている。

　一方、国防総省は、今月２１日から３１日まで、韓国で合同軍事演習を行うと発表した。定例の演習だとしているが、北朝鮮の強い反発が予想される。