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トランプ陣営の選対幹部 露疑惑で家宅捜索

2017年8月10日 6:59

 アメリカのトランプ政権とロシアをめぐる疑惑に関連し、FBI(=連邦捜査局)が先月、トランプ陣営の選対幹部の自宅を家宅捜索していたことが分かった。

 家宅捜索を受けたのは、大統領選でトランプ陣営の選対本部長を務めたマナフォート氏。ワシントンポスト紙などによると、FBIは、ロシア疑惑の捜査を指揮するミュラー特別検察官と連携し、先月26日、令状に基づきマナフォート氏の自宅から書類などを押収したという。

 マナフォート氏は、去年の選挙中、対立候補だったクリントン氏に不利な情報があるとトランプ陣営に持ちかけてきたロシア側との面会に同席していた、疑惑のキーマンのひとり。

 マナフォート氏が、これまで議会に対し、自主的な書類提出に応じていた中、FBIは強制捜査に踏み切った形で、疑惑への捜査が本格化している。