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新“都議会”本格スタート 女性は過去最多

2017年8月8日 22:18
新“都議会”本格スタート 女性は過去最多

 先月の東京都議選後、初めてとなる都議会の臨時議会が開かれ、都民ファーストの会や公明党など、小池知事を支持する勢力が過半数を占める新しい都議会が本格的にスタートした。

 8日午後1時からの臨時議会では、まず議長と副議長の選挙が行われ、議長には第一党の都民ファーストの会から尾崎大介議員が、副議長には第二党の公明党から長橋桂一議員が選ばれた。

 小池都知事「都議会の皆さまとは、東京の現状と世界の潮流をしっかり見極めながら、都政の車の両輪をこれまで以上のスピードで前へ前へと進め、都民のためにただひたむきに共になすべき義務を果たしていきたいと考えております」

 都議選後、女性議員の数は過去最多の36人となり、議員の平均年齢は4歳ほど若返り、全国の都道府県議会の中で1番若いという。小池知事は、「女性が増えたことで、より生活者に近い提案がされることを期待している」などと述べている。

 一方、豊洲市場の移転問題を巡っては、知事の示した方針などを議論する場が必要だとして、この問題を集中的に審議する「特別委員会」の設置を自民党や共産党などが求めたが、都民ファーストの会や公明党などが「常任委員会で審議すべき」として反対し、否決された。